シャルケ04ドイツ語インタビュー記事など


by schalke_04

シャルケ公式動画 "Glück auf, Atsuto Uchida"


【S04による動画の説明文】
FCシャルケ04は日本で大人気だ―何よりも内田篤人のお陰で。初めはつきものの環境の変化による困難を乗り越え、この24歳の右サイドバックはシャルケに完全に馴染んだ。ファンや女性そしてサッカーについて "Uschi" と話をした。


※通訳さんのセリフがかぶせられていない場面では内田選手の日本語のセリフもそのまま入れてあります


この男の人気度は断トツである。ファンから―そして仲間からも。

ドラクスラー「ウッチーといえばまず思い浮かぶのは、僕が知る中で最も礼儀正しい人間だということ。本当にどんなことでも謝るし、どんなちょっとしたことにも感謝するんです。彼とはすごく気が合ってほんとに仲良くなってました」

確かにアツト・ウシダはシャルケで好かれているのだが、日本では彼は愛されているといえる。練習には毎回少なくとも半ダースの数の日本人が訪れるが、99%が若い女性なのだ。そのほとんどがウッシーをうっとりと眺めるためだけに日本から来ている。そして彼女たちは足跡を、例えば練習場脇の壁に残していく。中には控えめな(国民性である)日本という国でありえそうなものよりはるかに積極的な内容のものもある。

内田「うっちー大好きファイトがんばれ。(笑)」
通訳のニルス・タカクラ「ウッチー大好きということと、Fight!、つまりファイト!、そしてGanbare、つまり頑張ってと書かれています」

サインの他に憧れの存在と写真を撮る僥倖に恵まれれば完璧だ。長距離の旅行ができない人たちは手紙をたくさん書く。その中には相変わらずプロポーズの言葉もある。

内田「…は数えてないからわかんないけど…でもまあ袋が…1か月にこんくらいの袋一杯かな」
通訳「数は数えていませんが、手紙は1か月で…このくらいの入れ物に一杯分、その中には結婚の申し込みもいつもいくつか入っています」
インタビュアー「それでどうなんですか、あなたにはもうすでに意中の人がいらっしゃるのですか?」
通訳「でまあちょっとプライベートな話になりますけど、あのー今んとこまあ付き合っている方はいらっしゃいますか?」
内田「彼女いません」
通訳「彼女はいません」
インタビュアー「彼女はいない?」
通訳「彼女はいません」

若いウッシーファンはほっと一安心か。この男は完全にサッカーに集中しているのだ。

通訳「休みの時間は家からあまり出なくてソファーの上で過ごすことが多いです。音楽を聞いたりインターネットをしたり。夜は食事をしにデュッセルドルフに行くこともあります」

内田は近いうちにHunter (※訳者注:ハンター。フンテラールの愛称)も食事に招待することになるのかもしれない。"微笑みの国" ではHunterの受けも良いようである。

通訳「…フンテラール大好きということが西日本の方言で書かれています」
インタビュアー「(笑)フンテラール!?内田でなく?」
内田「内田でなく」

通訳「ひとりで食べに行くときはほとんど日本食ですね、一番落ち着くから。日本から人が来た時はソーセージやビールを食べに行くこともあります、あ彼(内田)はビールは飲みませんがソーセージは。日本から旅行で来た人たちは当然ここのドイツ料理を試してみたいものですし」

しかしこの人気ぶりに彼はどこか気恥ずかしそうでもある。

通訳「シャルケはヨーロッパのビッグクラブ。日本からたくさんの人が見に来てくれるのはありがたいです。壁にこんな風に書くのは本当はあまり良くないと僕は思いますが。日本では公共物に落書きをするのは禁止されているので。でも日本のファンの方は練習中もすごく静かに見ていてくれるので、もっと来てくれたらうれしいです」

そして訪れる人はますます増えていくのだ。

通訳「日本でサッカーをしている若い人たちに将来ヨーロッパのどこでプレーしたいかというアンケートを行ったら、1位はマンチェスター・ユナイテッドで2位がシャルケ、3位にバルサやレアルが入ったと聞きました」

ワオ、なんというランキング順だろうか。これはもちろん内田篤人のお陰だろう。彼自身はシャルケで幸せにやっており、2015年まで契約を延長した。ウッシーは見事な成長を遂げた。

ドラクスラー「初めウッチーはすごく遠慮がちで、それが彼の性格だということもあるんですが、でもピッチ上でジェフと右サイドでやっているようなプレーだったり上へ下へと走っているのは、見ているだけでも楽しいです。それはもう」

通訳「ピッチでファルファンの後ろにいると、ファルファンの能力はなんてすごいんだろう、なんであんなに動けるのかといつも驚かされます。ブンデスリーガでもずば抜けてすばらしい選手と一緒にプレーさせてもらえていることを光栄に思います。2人でシャルケでいい結果を出せるようにもっと頑張ります」
(※訳者注:「彼の足を引っ張らないように~」とか部分的に聞こえる内田選手のセリフからすると、ここは一気に長く話しすぎたためか全部厳密には訳されてないような気がします)

ピッチ上ではうまくいっている。そう、このマルコ・ヘーガーとのチームワークのように。フィールド以外ではウッシーはヨーロッパ式のお付き合いにも慣れた。ほら、このパパとのように。当初は決してこのようなことはしようと思わなかったであろう。

ただ言葉の面ではまだまだ成長の余地がある。

ドラクスラー「ドイツ語はまだそこまではうまくいってないからひょっとすると僕の方が彼のドイツ語よりうまい日本語を話せるようになってるかも(笑)。でもさっき言ったようにいいヤツなので」
インタビュアー「君は日本語でどんなことが言えるの?」
ドラクスラー「えーっと知っているのは例えば『内田はすばらしい選手です』とか、あと『シャルケはバイエルンと試合をする』も言えます。これ以上はウッチーだってドイツ語で話せないと思いますよ(笑)」

内田「ユリアンはね結構ね上手にしゃべりますよ。なんか若いからやっぱ日本にも僕にも好奇心があるっぽくて、まあいっつもくだらない日本語を教えて。ドラゴンボールの話をよくしています」
通訳「彼はまだ若いのでウッシーが教えたことをすぐに吸収するんです。それにすごく好奇心もありますしねユリアンは。ドラゴンボールというコミックシリーズがあるのですが、それについてよくしゃべってて。お互いよく話していますよ」

今回の2回目の契約期間が終わる頃には、ウシダはドイツ語でも答えられるようになるつもりだ。しかし一番のお気に入りの言葉はすでに完璧。

内田Glück auf! Glück auf! It's ok. 」
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by schalke_04 | 2012-08-22 11:16